こんにちは!daytona33です。
今回は貴重なグランドセイコーの初代モデルをお借りしたのでこちらについて記事にしていきたいと思います。
初代グランドセイコー
こちらが今回お借りした初代モデルのGSです。お世話になっている中井脩本店さんの常連様が預けている腕時計の一つで今回特別に許可を得て記事にさせて頂いております。
中井脩さんありがとうございます。
鳥取でGSやブライトリングを購入するなら中井脩さん一択になるので購入を考えている方は一度足を運ばれては如何でしょうか?http://www.nakaishu.co.jp
あ、ビンテージウォッチは当店で買ってくださいね!笑
”伝説”のグランドセイコー
1960年に発売された元祖となるモデルです。もはや伝説と言っても過言ではないでしょう。ここからグランドセイコーとしての歴史が動いていったのですから。
こちらの個体はベルトや美錠もオリジナルの状態でした。おそらく購入後あまり使用せず大切に保管されていたのでしょう。コレクター魂ですね!私は購入した腕時計は我慢できずにすぐガンガン使用してしまいますから孫の代には残せないタイプの人間ですね.。その前に結婚をしないといけませんが..笑
現行モデルにある「GS」の2文字はファーストにはまだありません。
ダイヤル上にシンプルに「Grand Seiko」とあるのみです。
35mmケースの安心感
ケースは14Kの金張り35mm。王道といったところでしょうか。個人的にロレックスを始めとする現代の腕時計の大型化には少々戸惑いを感じているので35,36mmあたりの腕時計を見るとなんだかホッとするような気持ちになります。
大型化を否定しているわけではなく本来の腕時計としての機能としてみたときに日常生活に溶け込む。という一点を考えたときに無理なく着用できるサイズなのかな?ということです。
逆にウブロやブライトリングなんかはどんどん大型化していった方が楽しいのかもしれませんね^^
どちらにしても今後腕時計が大型化するのか、それとも昔のボーイズサイズのように小型化していくのかは楽しみです。
まさに和製カラトラバ
この初代GS calは3180を搭載しています。
振動数は18000。 3針デイト無しの極めてシンプルなキャリパーです。
この究極シンプルな3針ノンデイトに金張りの35mmケース。パテックのカラトラバに似ていると思いませんか?
パテックフィリップが初めてカラトラバとなるRef96をリリースしたのが1932年と言われています。
ドイツの造形哲学の一つであるバウ・ハウスを強くデザインに採用しておりまさに機能美を追求した腕時計です。非常に美しいですね。
初代GSのデザインもまさにそれでカラトラバの影響を受けていないとは考えにくいです。
そこに日本の技術が組み合わさりカラトラバに負けず劣らずの完成されたデザインに纏まっています。
非常に美しいですね。
現在の腕時計のデザインのほとんどはバウ・ハウス。アール・デコの時代にはほとんど完成されていたと言います。
この初代GSを見ればそれは明らかですね。
ケース裏にはやはり獅子!
現在でもGSのブランドの象徴となっている獅子。
初代の時代からGSを守っていたのです。ありがとう獅子!
見えにくいですが竜頭にはSEIKOの”S”の一文字。
許可を得てリストショットを。役得です..
35mmケースに和製カラトラバとも言える究極シンプルなデザイン。
…これ似合わない人0人説いけるんじゃないでしょうか。水曜日のダウンタウンやってくれないかな。笑
次回はGSの2ndモデルを記事にしたいと思いますので!それではまた〜